★マクドナルド “フィレオフィッシュ” にも使われている深海魚が絶滅の危機
インターナショナル・ヘラルド・トリビューン(InternationalHeraldTribune)は11日、
海洋生物保護団体の資料を引用して、ニュージーランドの深海でとらえられる魚、ホキ(hoki)が
フィッシュバーガーや寿司に使われ、数が減少していると報道した。
報道によれば、マクドナルド社は自社の人気メニュー、フィレオフィッシュの原料として、ホキを
年間700万KG使うという。ホキはもともと人気がない魚だったが、最近になってハンバーバーガーの
材料に加工され、おいしい魚に変貌した。そのおかげでニュージーランドは数年の間、ホキ輸出で
かなりの収入を得てきたのだが、今になって海洋団体らがこのまま捕獲し続けると、ホキが絶滅すると
警告をしてきたのだ。
もちろんニュージーランド政府も漁獲制限を行い対策は立てているものの、ホキの数は減り続けているという。
ある専門家は1990年代初めの乱獲で数が急激に減り、絶滅危機魚種になった魚『orangeroughy』を
例に持ち出し、「このままだと、ニュージーランド深海底魚種『orangeroughy』のような運命をむかえる。」
と警告している。(情報提供:ロケットニュース24)
サーチナ
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0912&f=national_0912_014.shtml