・外ではタバコを吸わない瞳さん(会社員・29歳)は、「あなたってタバコ吸うでしょ?」と仕事先で
知り合った女性に指摘をされた。「若いのに肌があれているから」悪気のない正直な言葉だけに
瞳さんはショックを受けた。最近化粧ののりも悪いし、眼尻にチリメン皺が目立つ。タバコは肌に
よくないとは知っていたが、このままではタバコ顔になってしまうかもしれない。
今年から、1日1箱を1日10本に減らしたが、やめることはできなかった。イライラしたり落ち込んだ時に
タバコを吸うことで気持ちは楽になった。瞳さんにとって心を安定させてくれるタバコと別れることが
できるだろうか?
「禁煙はそんなに深刻に考える必要はありませんよ。一人でできなければ医師に相談をしてください」
というのは、雲雀ヶ岡クリニックで禁煙外来を開設している松久隆之院長。
大切なのはどうしてやめたいのか。禁煙の理由をはっきりとさせ、モチベーションを高めることだそうだ。
以前は健康保険が使えなかった禁煙治療だが、2006年度より保険適用が認められるようになり、
受診しやすくなった。早速、禁煙外来ではどんな治療をするのかを松久院長にお聞きした。
「まず、これまでの喫煙習慣、どんな銘柄を吸っていたかなど詳しく問診を行い、ニコチン依存症を
判定するテストをします」
初診で大切なのはカウンセリングを受けること。その後、禁煙すると決めたら、禁煙開始日を設定する。
この時に「私は今までタバコを吸ってきましたが○年○月 ○日より、以下の理由で禁煙することを
誓います」という、禁煙宣誓書にサインをする。これもモチベーションを高めるわけだが、
「ねじり鉢巻きでする必要はありませんからね。思いつめるとできなかった時、自分を責めることに
なりますから」
禁煙成功者の多くは、成功までに平均3?4回のチャレンジをしているそうだ。
禁煙を始めるとタバコが吸いたい、イライラ、落ち着かないなど離脱状態がでてくる。それを緩和
させるために薬による治療も行う。(
>>2-10につづく)
http://news.ameba.jp/hl/2009/09/44827.html ※前:
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1252474213/