・起訴状によると、砂野被告は、今年5月24日、自宅で寝ていた父親(74)を殺害しようと、
頭をガラス製の灰皿で殴り全治約10日間のけがをさせたとされる。
検察側は、砂野被告が仕事を辞めた上、パチンコなどで借金がふくらみ、父親や自身の子供の
将来を悲観して殺害を計画したと主張し、懲役5年を求刑。一方、弁護側は、犯行には計画性は
なく、けがも軽かったなどとして「執行猶予付きが相当」と主張していた。(抜粋)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/299860/ ・被告「パチンコで勝ったときは1日20万がざらなんですよ。借金をしてでも稼げるときはでかい
金を1日で稼げたわけです。だから借金をしもってでも生活費を工面しながら実家に渡したり、
買い物のお金ができてたんです。2〜3年前から勝てなくなって、最終的に工面できなくなりました」
男性裁判員「3つの金融機関からこっちで借りてこっちへとまわして2年くらいしていたんですね。
それで借金はもう借り増しできなくなった」
被告「事件を起こしたときはかつかつでした」
男性裁判員「それまではどうですか」
被告「考えられへんかもしれませんけど、そうやってパチンコで暮らしている奴はざらにいるんです。
これで稼ごうと思ったら真剣になるじゃないですか。パチンコも同じように、かなり勉強しています」(抜粋)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/299516/ ・親族間の事件として初めて審理された裁判員裁判で、神戸地裁(東尾龍一裁判長)は9日、
執行猶予付き判決を選択した。父親を殺害しようとしたとして殺人未遂罪に問われた砂野政雄
被告(40)は、起訴内容を認めており、公判の焦点はその量刑だった。判決では猶予期間中に、
保護観察を付けることが盛り込まれた。専門家によると、こうしたケースで保護観察が
付けられるのは異例だというが、裁判員らは“市民感覚”で結論を導いた。(
>>2-10につづく)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090909-00000555-san-soci