【政治】政府の最先端研究開発支援、対象にiPS細胞の山中教授ら→民主党「凍結するかも」★4

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1出世ウホφ ★
政府は4日、「世界トップ」の研究者に総額2700億円の研究費を分配する
「最先端研究開発支援プログラム」の対象者30人を発表した。
1件あたり3〜5年間で30億〜150億円が助成される。
プログラムは民主党が見直しを進めている46の基金の一つ。
政権交代に伴い今後、凍結を含めプログラム内容が変わる可能性もある。

対象研究者には、ノーベル賞受賞者の田中耕一・島津製作所フェロー、
人工多能性幹細胞(iPS細胞)を開発した山中伸弥・京都大教授ら国内の著名研究者が名を連ねた。

プログラムは、緊急経済対策を主眼とした09年度補正予算に盛り込まれた施策で、565件の応募があった。
日本経団連の産業技術委員会が4月にまとめた提言がベースになったとされる。麻生太郎首相は当初から
「(配分先は)自分が決める」と在任中の選定に意欲を見せ、
約1カ月半の間に10回も会議が開かれるなど急ピッチで審査が進んだ。

毎日新聞 2009年9月4日 22時20分 最先端研究開発支援:対象に山中教授ら 民主「凍結も」
http://mainichi.jp/select/science/news/20090905k0000m010114000c.html
前スレ:★1の時刻 2009/09/04(金) 23:46:20
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1252117658/l50
>>2以降に続く
2出世ウホφ ★:2009/09/05(土) 21:56:48 ID:???0
審査した委員からは「資料が段ボール2箱もある。(短期間では)不可能だ」「金額が大きいだけに、
もっと時間をかけるべきだ」との意見も出たが、事務局の内閣府は「選定に時間をかければ、
研究をする期間が短くなる」と押し切った。

落選した基礎科学系のある研究者は「ヒアリングは説明10分、質疑10分。
専門分野でない審査員も多く、これで何が判断できるのか。
今決める必要はなく、拙速に過ぎる」と疑問を呈した。

一方、民主党は補正予算の執行を一部停止する方針を打ち出している。
岡田克也幹事長は4日の記者会見で「この時期に決まることに違和感を覚えないわけではない。
場合によっては凍結することは当然ある」と含みを持たせた。

採択された研究者からは不安の声も漏れる。ある工学系の研究者は「選ばれてうれしいが、
(民主党の考えが分からず)中途半端で戸惑いもある。しかし、鳩山由紀夫代表は
工学系出身で科学技術にも理解があり、このまま採用されることを期待したい」と話した。

科学技術政策に詳しい角南篤・政策研究大学院大准教授は「若い研究者ら『将来の芽』にもう少しお金が回るよう、
制度設計にもっと時間をかけるべきだった。民主党も基金の設置法案には賛成しており、
配分先が決まったものを凍結するのは難しいだろう。新政権は早く態勢を整え、
金額や運用方法などを柔軟に検討してほしい」と注文をつけた。【奧野敦史、西川拓、河内敏康】(おわり)