◇ 苦渋の中傷キャンペーン展開 ◇
「石川で実質的に勝利したことは大きい」
1区で敗れた馳浩氏=比例区で復活当選=の選対事務長・下沢佳充県議は、今回の結果を
「全国的傾向から考えれば勝利」と表現する。
元プロレスラーの高い知名度で、1区に多いとされる無党派層も引きつける馳氏。
だが今回、陣営は個人的魅力のアピールに加え、民主党や相手候補を攻撃するネ
ガティブキャンペーンに力を入れた。
選挙戦最終日の29日、金沢市の香林坊一帯で、馳氏の候補者ビラが二つ折りにして
配布された。その中に「民主党=日教組に日本は任せられない」と題した政党パンフが挟み込まれていた。
民主党を支持する日教組が「過激な性教育」を行っているなどとして、「日本の教育は崩壊する」と
訴えた内容。党本部が送ってきた。
馳氏の側近は「配るか止めるか正直意見が分かれた。露骨な批判はイメージと合わない」としつつ、
「馳自身は批判をしておらず、クリーンなイメージは保てた」と話す。
だが、パンフを受け取った側は当惑を隠せない。自民党支持の男性は「ここまでやったら逆効果。民
主党が自民をおとしめるためにやったのかと勘ぐったくらいだ」。
麻生首相は31日、ネガティブキャンペーンについて「一概に良かったとも悪かったとも言えない。
それで当選した人もいる」と語った。
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000550908310001 【石川】 中傷キャンペーン「ここまでやったら逆効果。民主党が自民をおとしめるためにやったのかと勘ぐったくらいだ」自民党支持者
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1251785591/