>>1 河村たかし氏は名古屋市の公用車を廃止した、自らもバスで通っている。これは凄い。十台以上ある公用車は売り払うのだろう。
市長が公用車で通勤しないのだから、その下の人間たちも、車には乗れない。バスや自転車で通っている。
まあ、公用車は1台か2台置いて、外からお客さんが来た時に、出迎えたらいい。又、市長の給料は年間2400万円あったが、これを三分の一にする。800万円だ。
海外より異常に高い給与だが、公務員は「もらえるもの」として当然視してきた。
「2400万円は少し高いかも知れないが、でも政治には金がかかるから」と、漠然と思っている人たちがいる。「でも、そんなことはありません。その思い込みが間違っている」と河村さん。
公務員に自分の給料を減らすことを言い出す人はいない。100万減らすことだって反対する。いや、1万円減らすことだって反対する。
又、天下りをした人に、「退職金を莫大にもらっているんだから、天下りはやめろ」と言う。「さらに仕事をしたいのなら、次はボランティアでやれ」と言っている。
それに天下った人間を呼びつけ、「高い退職金をもらったんだから、もう、天下るな。それがいやで、まだ仕事したいのなら、ボランティアでやれ」と言い渡したのだ。
それに、「こんなことをしてるのは日本だけです。外国ではありません」と河村さんは言う。「日本の常識は世界の非常識だ」と。
又、河村さんは「市民税10%減税」を言っている。これも「絶対に出来る」と断言していた。
「たかじん」で、河村氏と比較されて批判されたのは、千葉県知事選で当選した森田健作だ。「政党と縁の無い完全無所属」を掲げて知事選を戦いながら、実は「自民党東京都衆議院選挙区第2支部」の代表を務めていた。
さらに、政治献金をこの政党支部で受け取り、そっくり政治家・森田健作の資金管理団体に流していた。それを見抜けなかった選管や千葉県民だって責任はあると思うが、どうも、後から後から、まずい話が出てくる。
新たなパチンコのCR機「おれは男だ!」をめぐる“利権疑惑”まで出ていた。
河村氏と森田氏は、同じようにテレビで顔が売れた候補だ。しかし、全く違う。河村氏はいわゆる「タレント候補」とは全く別だ
人気だけ、顔が知られているだけで、「政治能力」のない、又、見識もない「タレント候補」とは違う。そのことを痛感させられた