718 名前:名無しさん@十周年[sage] 投稿日:2009/08/27(木) 17:51:00 ID:aG2QhvTL0
>>23 暇つぶしに全訳したアホがここにいるぞ。
日本の新たな道
冷静終了後、日本は継続的に市場原理主義の風に打ちのめされてきた。それはアメリカの主導した運動であり、
より一般的にはグローバリゼーションと呼ばれるものである。その資本主義の原理主義的な追求のなかで、人々
は目的ではなく手段として扱われ、そのため人間の尊厳は失われた。
無制限の市場原理主義と金融資本主義を終わらせ、モラルと寛容性の欠如から、我が国民の収入と財産を守る
ためにはどうしたらよいか? そういう問題に我々は今直面している。フランスの「自由・平等・友愛」のスローガン
にみられるように、今こそ我々は自由に内在する危険を緩和する友愛の精神に立ち返らなければならない。
私の意味するところでは、友愛は、現在のグローバル化を強要する資本主義の行き過ぎを調整することを目的と
する原理であり、我々の伝統を通じて育まれてきた地域的な経済の様式を活かす原理である。
現在の経済危機はアメリカ型の自由市場経済の考えかたに基づいてきたことの結果であり、すべての国は慣例と
経済を統治する規制をグローバル・スタンダード(というよりもむしろ、アメリカのスタンダード)に合わせることを余儀
なくされてきた。
日本ではグローバリゼーションにむけた動きをどれだけ進めるべきかについて、意見が分かれている。グローバリズ
ムを積極的に採用し、なにもかもを市場の命じる通りに任せておけばいいと主張する者もいれば、より抑制的な手段
を好み、社会的なセイフティーネットを広げ、我々の伝統的な経済活動を保護するべきよう努力すべきとする者もいる。
小泉純一郎氏の首相任期(2001-2006年)以来、自民党は前者の立場を強調してきたが、我々民主党はより後者の
立場に拠ってきた。