>>381 ■自民党の政策、小泉改革や今進めている改革は不快かもしれませんが、悲惨な選択肢ではありません。
一方、民主党の「最低保障年金の全額消費税化」や「子ども手当」は、悲惨な選択肢です。
■「悲惨でも不快でもない選択肢」=「今日や昨日を求む選択肢」などはありません。
選べるのは「不快な選択肢」=「明日を求む選択肢」だけです。
世界的な経済学者のガルブレイスはこう言っています。
◆「政治は可能性の芸術ではない。“悲惨なこと”と、“不快なこと”の、どちらを選ぶかという苦肉の選択である」
どうして、民主党やマスコミは、『悲惨でも不快でもない現実的選択肢』を示せなどと言うのでしょうか。
ガルブレイス氏の言うように、示せるのは「悲惨な選択肢」か「不快な選択肢」しか有り得ません。
日本にとって「悲惨な選択肢」とは、不快なのはイヤと拒否し現状を緩やかに崩壊させていく事です。
「不快な選択肢」とは、今以上の改革や負担、不快な感情を受け入れ社会を維持していく事です。
日本人は、どちらかを選ばなければなりません。『「悲惨でも不快でもない現実的選択肢」などという空想に浸っている事は、実は「悲惨な選択肢」を選んでいる事になるのです。』