・書店では男性ファッション誌が花盛り。各誌がそれぞれの"カッコイイ男像"を打ち出している。
キャバ嬢をモデルに起用した『小悪魔ageha』が話題を集めているが、実は『ホストナックル』
『メンズスパイダー』といったホストをモデルに起用したファッション誌も登場している。
両誌ともホスト雑誌だけあり、自慢のフェラーリやベンツを紹介する愛車自慢やら、シャンパンコールの
実演講座やら、バースデーイベントのレポートやら......このご時世に超バブリー!
カリスマホストたちのお部屋紹介も人気企画のようで、彼らのゴージャスかつラグジュアリーな
暮らしぶりを拝見させていただける。しかし、なぜか登場するホストは皆、ベッドに横たわりパンツ
一枚で裸体を披露!
『ホストナックル』の盛り髪講座では、ホストたちがヘアアイロン片手にアンニュイな表情を見せる中
「"愛"を映す永遠の彼方へ、この"黒"が俺たちを連れてゆく!!」「人類創世の時代から、俺は、
お前のためだけに輝き続ける鮮やかなりし羽根!!」なんてキャッチコピーが。
ファッションページのキャッチコピーはさらなるハイステージへ。「この脱力カジュアルはハリウッドスターの
休日クラス」「蝶を惑わす夜光虫はホスト流のマリンカラー」などは一応ファッション誌っぽいワードが
入ってるけど、「男の色気という色気が俺を媒介にして融合する」となると、もうファッションとかいう次元を
超越してらっしゃるご様子。
「神に刃向う堕天使のようにラフで悪戯な装いを」「月夜に輝く海の碧を纏うのは、夜帝の末裔か」は
中世貴族が詠むポエムのよう。かと思えば一転、「このモテぶりは、法律で禁じるべきだぜ」「オレの1秒は
お前の1年分の価値がある」「最も優秀な霊長類の子孫が欲しんだろ?」など、徹底したオレ様発言もドロップ!
「日記はやめた、モテ自慢ばかりになっちまうから」「救急車通ったろ? 俺に失神した女が乗ってるよ」
「この美貌は核にも匹敵する強力な兵器だぜ」。そしてついには「世界が俺にマイケルの遺志を
継げと願ってる」とまで言いだすブッ飛びぶり。(抜粋)
http://spa.fusosha.co.jp/feature/list00000696_2.php