【国際】母である私が、「日本の粉ミルク」を選ぶ理由 - 中国

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41名無しさん@十周年
乳幼児向け日本製品(一例:粉ミルクの場合)
http://www.aqua-consulting.co.jp/blog/17.html
日本を訪れる中国人の多くが日本製の粉ミルクを好んでお土産に買っていく。または中国で生活する日本人が
乳幼児を育てる場合は粉ミルクを日本で調達する、と言う話をよく耳にする。

現在、中国における粉ミルクの主要外国ブランドとしては、高級品として美賛臣(MeadJohnson)(アメリカ)、
雅培(ABBOTT)(アメリカ)、恵氏(wyeth)(アメリカ)、中級品として雀巣(NESTLE)(スイス)、多美滋(dumex)(オランダ)等があるが、
日本ブランドに関しては明治乳業のオーストラリア製と森永乳業の中国製及び日本製があるようだが市場での普及率は高くないようである。
因みに外国ブランドの高級品の場合、価格は900gで180人民元(約2,700円)ほどである。

WHO(世界保健機関)の提言を受け、日本でも中国でも共に乳幼児を育てるためには母乳が一番であり、粉ミルクはあくまで母乳代替品との位置づけである。
そのため日本企業は粉ミルクの栄養成分を母乳に近づけるべく研究を重ね、母乳に含まれ乳幼児の脳の発育に大切なDHAやARA(アラキドン酸)等の栄養バランスを考えて製造している。
一方、中国では先に述べた国家基準をクリアーすることが大命題であり、企業はそのための対応はするが、この基準にはDHA等の成分率に関しては、
明示されていない等不十分であるとの指摘もあり、企業が自らの研究において、より母乳に近づけるというよりは、国家基準さえクリアーしさえすれば良いと言う傾向の様である。

日本の品質向上競争は相変わらずだw