自民党、民主党のマニフェストが出そろい、政策選択選挙が始まる。風向きは民主党の方に吹いているようだが、
民主党の大きな支持母体といえば日教組(日本教職員組合)。かつて北朝鮮を礼賛し、今も社会主義的イデオロギーを
強く持つことで知られる。政権交代したら、対北朝鮮政策や拉致問題解決はどうなるのか。日本の教育現場は
どう変わるのか。安倍、福田内閣では教育再生担当の首相補佐官をつとめ、現在は自民党拉致問題対策特命委員会事務局長である
山谷えり子・自民党女性局長は強い危機感をもって、日教組の影響力を甘くみてはいけないと警告する。(政治部 福島香織)
【北朝鮮に友好的な政党】
−−解散で北朝鮮の船舶貨物検査法案が廃案になりがっかりでした。民主党マニフェストを見ると、
対北朝鮮の姿勢は自民党と同じ方向性なのだから、民主党は審議拒否する必要なかったのにと思います。
「民主党は、政局として審議拒否したと解説する人と、いやいや民主党は事務局や多くの人が北朝鮮と
友好関係にあった歴史があるから賛成しなかったんだろう、と両方の説があると思うんですね。
マニフェストはもちろん、保守系の票を取り込まないと政権交代にならないので一応、保守系を
安心させるようなことを書いたんだと思います。夫婦別姓も永住外国人参政権も本当は、
立党の精神といっていいものだと思いますが、マニフェストでは隠しましたでしょ?」
(続く)
8月1日12時23分配信 産経新聞 政権交代で拉致問題後退? 山谷えり子氏インタビュー(1) ※記事の一部抜粋
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090801-00000538-san-pol 前スレ:★1の時刻 2009/08/01(土) 12:56:51
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1249170063/ (
>>1の続き)
「ソマリアの海賊行為対処法も、北朝鮮の船舶貨物検査法も調子のいいときは、民主党内の保守系の
安全保障関係の委員たちに外では言わしておく。そして、民主党でもいいじゃないか、なかなか
現実的だと思わせておいて、いざとなったら反対する。私は民主党が政権とっても(現実路線には)変わらないとは思います」
−−現実路線に転換したのではなくて、保守系の有権者を安心させるための偽装なんでしょうか。
民主党が政権をとったら、拉致問題はどうなるでしょう。
「民主党政権というのは、日教組という極めて左派の人たちが実際に運動して、
お金を集めて当選させている政権ですから、彼らの言うことを聞かないと、
選挙活動もままならなくなります。日教組の歴代の委員長(槙枝元文氏)が北朝鮮に行って表彰されたり、
いろいろ深い関係があります。日教組新聞を読んでいても、拉致問題を教えるな、民族主義、
排外主義につながるから、と主張している。扶桑社の教科書に横田めぐみさんの記述がのったときも
日教組系の強い団体は、そんな教科書を採択するなんてとんでもない、
というような運動をおこしてきているわけです。極めて北朝鮮に友好的な政党である。
ベースの部分がですね、そういうふうに思っています」
「ブッシュ政権末期に、6カ国協議の枠組みで北朝鮮を重油を支援しようじゃないか、ということで、
日本に20万トン分の受け持ちをもってほしいと言ったときも、予算委員会で民主党は『支援しろ、
支援しろ』と言いました。150億円くらいなんですが。安倍晋三内閣で、安倍首相(当時)はとんでもない、
拉致問題を抱えている日本なのだから、被害者全員取り戻すまではできないということを言ったわけです。
そういう政党が政権とったからといって変わるとは思えないですね」(おわり)