【FX】次期主力戦闘機、F35軸に検討へ 「F22の米国内向けが生産中止になっても、輸出用を生産しないとは決まってない」との声も

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688名無しさん@十周年
>>588
> 交渉して技術フィードバックをなくしてもらえよw

タイフーンは段階的にソフトウェアアップグレードする仕組み。
日本側の独自部分を開示しないと、ユーロ社は個別部分を考慮したアップグレード
プログラムを開発できなくなる。
つまり、購入した時点で日本のタイフーンはタイフーンの系統樹から分岐してしまい、
日本が独自に予算を獲得して近代改修しない限り不具合の改修さえもできなくなる。
しかも、今導入できるのはトランシェ2。
AESA搭載トランシェ3は、2010年第3四半期に飛行試験を開始するF−15サイレント
イーグルよりも遅くなることは確実。
それどころかトラ3初期型自体もF−15SEより遅れる可能性が高い。
つまり、日本が情報開示なしでタイフーンを作った場合、トランシェ2の分岐になり、
トラ2バージョン内でのソフトウェアアップグレードぐらいならなんとかなっても、
ハードウェアップグレードを伴うトラ3の機能向上を享受することは確実に不可能。

タイフーンは、当初の触れ込みとは大違いで、性能的にラファールや米軍機よりも
劣っていることは、各国の戦闘機入札での性能評価でも明らか。
「F−22に次ぐ性能。第4.5世代最強」は嘘で、機動性を除けば同世代の西側機や
ロシアの量産型Su−35よりも劣っている。
それでもビジネスできるのは、能力向上プログラムの提供が保証されているから。
日本が情報開示なしでタイフーン使うのは、その唯一のメリットを捨てることになる。

じゃあ、情報を開示すればいいかと言えば、それも問題がある。
AESA搭載型などのトランシェ3の能力向上型の開発から韓国が「開発国」に
参加するようにユーロ社が韓国に働きかけており、韓国も国産KF−X計画が
ポシャったので選択肢のひとつとして検討中だ。
そうなったら、単なる「輸出/ライセンス供給先国・日本」より、「開発国・韓国」の
ほうが立場が上になり、韓国は日本の情報を自由にチェックできるようになる。
さらにユーロは中国輸出なども選択肢の1つとして考えている以上、情報開示もまた
大きなリスクを抱えるイバラの道だ。