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>>1のつづき)
「ミス・ユニバースの世界ではイネス氏の権限は絶大。今回のデザインは有名オートクチュールの
デザインに近く、それを気に入った彼女が緒方氏にイメージを発注しています。最終的なデザインの
責任は緒方氏にありますが、彼女の意志が強く働いたことも事実」と事情通は言う。
ちなみに、股間に露出しているのはパンティーではなく「レオタードに和服を羽織っている姿」だという。
しかし、ミス・ユニバースの最新情報を伝える米サイト「ビューティーイン ページェンツ」は「世界中の
ファンは一様にポルノ女優のようだという反応を示した。イネス氏以外は、この衣装が優勝の機会を
損なうと考え失望した」などと論評。動画投稿サイト「You Tube」にも批判コメントが相次いでいる。
緒方氏は一連の批判について、同社のブログで《今年の狙いは、「着物は奥ゆかしき日本人女性の
象徴である」という現代の日本人が作り上げた妄想と、「着物は未来永劫変わってはならない」という、
これまた現代の日本人が勝手に作り出した不文律の否定》としたうえで、《日本人女性には世界を虜に
する情熱的で官能的な一面がある》などと釈明している。
また、イネス氏も自身のブログで《ファッションの保守主義者や流行遅れの“恐竜”たちは彼女の
コスチュームを批判していますが、ファッショニスタたちはそれを愛しています。私が気にするのは
ファッション産業の有力者の評価だけ》(夕刊フジ訳)などとコメントしている。(以上、一部略)