衆議院が解散され来月30日に衆議院選挙の投票が行われることになりましたが、
選挙違反の疑いがあるとして全国の警察が行った警告はこれまでに1390件と、
前回の平成17年の選挙と比べて大幅に多くなっています。
警察庁によりますと、20日までに選挙違反の疑いがあるとして全国の警察が
行った警告は、ポスターなどの文書違反を中心に1390件に上り、前回、
平成17年の衆議院選挙の同じ時期に比べて100倍以上に増えました。前々回の
平成15年と比べても3倍になっています。これは、前回は郵政民営化関連法案が
参議院本会議で否決された直後に衆議院が解散されたため、選挙運動の準備期間が
ほとんどなかったのに比べ、今回は衆議院の解散をめぐる駆け引きが
長期化したことから、後援会などの運動が活発化したことが原因とみられています。
警察庁は21日、「選挙違反取締対策室」を設置するとともに、22日、
全国の警察本部長を集めて選挙違反の取締りの強化を指示することにしています。
*+*+ NHKニュース 2009/07/22[05:33] +*+*
http://www3.nhk.or.jp/news/k10014407691000.html#