【トヨタ】絶好調のプリウス、現在納車8ヵ月待ち…一方で「カローラやクラウンが売れない」と懸念の声も

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6月の販売台数で首位に立つなど絶好調の新型プリウスですが、
納車は8か月待ち、一方で看板車種のカローラは半減していて、
プリウス「独り勝ち」に懸念の声も上がっています。

5月の発売以来、快走を続ける新型プリウス。6月の販売台数は約22000台、
軽自動車を抜いてトップに躍り出た。軽自動車を抑えて普通乗用車がトップになるのは
なんと1年半ぶりのこと。もちろんハイブリッド車としては初めてだ。受注は先週までで
21万台を超えた。まさに絶好調のプリウス。
しかしそれゆえに、現場は頭を悩ませている。プリウスは今予約をしても納車は2010年3月、
なんと8ヵ月待ちだ。国内向けの生産は月間2万台が限界という。受注に
生産が追いついていないのが現状だ。トヨタもホームページで納期を知らせるなど
異例の対応を取っている。トヨタ全車種の6月の販売台数は約11万2000台。

エコカー減税などを追い風に受注を伸ばすプリウスだが、一方で看板とも言えるカローラや
クラウンの売り上げは前の年の同じ月に比べ半減している。専門家は、
「プリウスが採算性の高い車ならばよいが、最低価格が205万円の車だとほとんど利益が
出ていない可能性がある。プリウスだけに偏ってしまうという怖さがこれから出てくるかと思う。」と指摘する。

http://www2.nagoyatv.com/LanDB/jsp/NewsH0200/NewsH0200.jsp?id=29809
http://www2.nagoyatv.com/LanDB/picture/20090707newsphoto01-18.jpg