【ネット】「誰かの気に入らないことを言う」→「脊髄反射で激怒し発言者を茶化す」行為がネットに定着…「ネット敗北宣言」★2

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2らいちφ ★
(>>1の続き)

あまりに単純すぎる「誰かの気に入らないことを言う」→「脊髄反射で激怒し口汚く発言者を罵る」「発言者を
皆で茶化す」という行為がネットの伝統芸のように定着したことにあきれはて、この時、すでに梅田氏はネット
と距離を置こうと考えていたのではないだろうか。そして、今回の「残念発言」につながったのかもしれない。

今回の件で多くの人が反発した理由で一番大きいのは「梅田氏が言ったから」だが、続く大きな理由は恐らく
この3点だ。

【1】今まで信じていた「ネットの理想郷」について、提唱者が「実は残念なものでしかなかった」と言ったため
ハシゴをはずされた気持ちになった

【2】「日本のウェブは残念」の「日本の」部分が癪に障った――ネットの世界では、反日発言や外国を持ち上げる
と叩かれる傾向がある。「日本語/英語」の二元論にしたと解釈され、さらに、シリコンバレーに住み、英語を
しゃべれる梅田氏が、「ケッ、お前ら英語しゃべれないだろ」と上から目線で揶揄したかのように感じられたのも原因

【3】日本が誇るアニメやゲームといったサブカルチャーをバカにされたと思った――これは、同インタビューの
「素晴らしい能力の増幅器たるネットが、サブカルチャー領域以外ではほとんど使わない、“上の人”が隠れて表
に出てこない、という日本の現実に対して残念だという思いはあります。そういうところは英語圏との違いがもの
すごく大きく、僕の目にはそこがクローズアップされて見えてしまうんです」や「僕はハイブロウなもの、超一流
の世界が好き」(インタビュー後編での発言)といった発言に依拠する

あとは単にネット上の有名人を叩いて自分が目立ちたいか、ただ人を叩くのが好きな人がいたのだろう。
 これが、今回の「梅田『残念』事件」の概要だ。(一部略)