【国際】米国の失業率、若年層がより深刻(16〜19歳で24%)に…オバマ大統領が忍耐を呼びかける

このエントリーをはてなブックマークに追加
1 ◆SCHearTCPU @胸のときめき▲φ ★
米労働省が2日発表した6月の雇用統計で、若年層の失業が一段と深刻になっていることが
明らかになった。年齢別で、16〜19歳の失業率は前月比1.3ポイント増の24%、20〜24歳は
0.2ポイント増えて15.2%、25〜34歳は0.4ポイント減ったものの10.1%といずれも二ケタ台。
一ケタ台を維持している35歳以上の層と比べると、若年層がより失業に
苦しんでいる現状が見える。

雇用形態別ではフルタイムの失業率が前月から0.1ポイント増の10.3%だったのに対し、
パートタイムでは0.1ポイント減って5.9%だった。上がり続けるフルタイムの失業率に対し、
パートタイムの失業率は4月をピークに2カ月連続で下がっている。

6月の失業率が9.5%に達したとの発表を受け、オバマ大統領は「何年もかかって
ここまでひどい状態になった景気は、数カ月ではひっくり返せない」と米市民に
忍耐を呼びかけた。ホワイトハウスのギブス報道官は定例会見で「景気回復の過程で、
失業率改善は最も時間がかかる」と述べ「今後2〜3カ月中に、
失業率は10%になるだろう」との予想を示した。

*+*+ NIKKEI NET 2009/07/03[07:33] +*+*
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090703AT2N0203603072009.html