生活保護の母子加算の復活を求めて、第2回「もどせ、母子加算」集会が30日、
国会内で開かれました。主催は、生存権裁判を支援する全国連絡会。
参院本会議で可決された母子加算復活法案。衆院での審議は不透明な中、
母子加算の復活を求めて生存権裁判をたたかっている母親や不服審査請求した母親らが発言しました。
鹿児島市で審査請求した2児の母親(33)は「食事はラーメンや納豆ご飯。
生活がぎりぎりで子どもたちの栄養管理もきちんとできていません」と話しました。
札幌市で生存権裁判をたたかっている女性(46)は「月2万3260円の母子加算がなくなり代わりに、
就労促進費が1万円支給されました。それでも1万3000円減りました」と話し、
「最低限度の生活を満たすためにも母子加算を戻してほしい」と訴えました。
日本共産党の高橋ちづ子衆院議員が駆けつけ、あいさつ。「母子加算復活の問題は、
社会保障を削る小泉改革路線はやめないという、今国会の象徴だ」として、
「(母子加算の予算)200億円を復活させることは、改革路線を突破する糸口になるだろう」と運動を激励しました。
中央社保協の相野谷安孝事務局長は「当事者自らが運動の先頭に立ち上がって世論を動かしてきた。
自信をもってさらに運動をすすめていきたい」と話しました。
全労連の柴田真佐子副議長と反貧困ネットワークの湯浅誠事務局長も、あいさつしました。
しんぶん赤旗 食事はラーメン・納豆ご飯…母子加算廃止 窮状訴え 国会内集会
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-07-01/2009070114_02_1.html 2009/07/01(水) 10:37:24
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