★野良猫とオンナは同じだ!
「僕の“癒やし”は、近所の野良猫。仕事帰りに数時間、たわむれています」――。
30代の日刊ゲンダイ本紙独身記者(オス)の言葉だ。数時間とは、ちと不気味だ
が、無垢(むく)な野良猫は確かにカワイイ。「いつも逃げられる」と嘆く独身男も多
いだろう。
「大半の人は、野良猫へのアプローチ方法を間違えています」と訴えるのは、野良猫を
撮り続ける写真家の原啓義氏だ。彼は「野良猫は、女性と似ている。野良猫を上手に手
なずけられる男は、間違いなく女性にモテます」と言い切った。
原氏秘伝、女性にも応用可能な「野良猫に近づく技術」とは――。
●自然体で警戒網を突破
「野良猫に遭遇した瞬間、『あっ、ネコ!』と大声を上げ、猫目線まで腰を下げていま
せんか。突然の行動は、警戒心の強い相手を驚かせるだけ。追い掛け回すなんて、愚の
骨頂です。
発見後は、まず足を止めないこと。一直線に向かうのもアウト。相手の警戒網に反応
しないように、遠回りして、ゆっくり距離を縮めていく。
ジッと見られるのも好みません。あくまで無関心を装って、“怪しい者とは違います
”と低姿勢を心がけて下さい。
それでも逃げたら、“縁がなかった”と割り切ることが大切。初対面で仲良くなろう
なんて、思い上がりです」
女性も同じだ。初対面で「カワイ子ちゃん、発見!」と、ハイテンションで追いかけ
れば変態だ。ジロジロ見るのも禁物。道を尋ねるような自然体が、好感を持たれる。相
手の関心が薄くても、クヨクヨするな。初対面でいい格好したい、そんなスケベ心は男
の価値を下げるだけだ。
(続く)
(日刊ゲンダイ2009年6月25日掲載)
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/society/story/28gendainet05019766/