経営難のサッカーJ2、FC岐阜の今西和男ゼネラルマネジャー(GM)は24日、
岐阜市内で会見し、今秋のシーズン終了後に倒産の危機に陥ることを明らかにした。
入場料やスポンサー収入などの伸び悩みで運転資金が底をつくため。「県民が
立ち上がってくれるかどうかにかかっている」と、新たな集客策にチーム存続の
望みをたくすという。
FC岐阜は2008年からJ2に参入。2年目の今季は同日の第23節を終え、
6勝7分け10敗で、18チーム中13位。
唯一のユニホームスポンサーだった学習塾が撤退。入場料収入も、今季ホームの
長良川競技場で10試合の平均観客動員は3300人にとどまり、目標に2000人も
及ばない状態だ。
対策としては、7、8月のホームゲームで、入場券が1枚あれば追加で1人を無料招待したり、
ペア券での来場者にタオル贈呈などの特典をつけたりして新たな客層の開拓を狙う。
今西GMは「営業努力を理解してもらい、まず1回、見に来てほしい」と話した。
*+*+ 中日新聞 2009/06/25[10:09] +*+*
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2009062502000156.html