【社会】「ピック病」でチョコレートなどを万引きした元文化推進課長の免職を取り消す 神奈川・茅ケ崎市

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スーパーで万引きをしたとして懲戒免職となった神奈川県茅ケ崎市の元文化推進課長、
中村成信さん(59)に対し、同市は24日、懲戒免職処分を取り消して停職6カ月に修正すると発表した。
同市公平委員会が、中村さんの処分撤回の申し立てを受けて審査を行い、
23日に出した裁決を市側が受け入れた。

停職6カ月の処分期間は06年8月で終了し、市の説明では、24日付で免職当時の
職員課付主幹で復職できる。これまでの未払い給与などは「7月中に払いたい」としている。

中村さんは06年2月、自宅近くのスーパーでチョコレートなど3300円相当を盗んだとして
現行犯逮捕された。不起訴となったが、市側は16日後に中村さんを懲戒免職にした。
中村さんは以前から、同じものを買って帰るなどの行動を繰り返していたため、
家族が大学病院で診察を受けさせ、若年性認知症のピック病と診断された。
同年4月、市公平委員会に処分の撤回の申し立てをしていた。
要介護2と認定されて08年7月からは障害年金を受けている。

同市の服部信明市長は「当時は、認知症のことを知らなかった。(当時の処分は)市が受けた
マイナスイメージはぬぐいきれないことを含めてのことだった」と説明した。


ソース:asahi.com
http://www.asahi.com/national/update/0624/TKY200906240282.html