宮崎・東国原知事「総裁候補」発言 麻生首相「これは去就の問題」
自民党の古賀選対委員長から次期衆院選出馬の要請を受けた宮崎県の東国原知事が、「自分を総裁
候補にする覚悟があるなら」と応じたことについて、麻生首相は23日午後6時すぎ、官邸で記者団に対し、
「(事前に首相の了解を得て、古賀選対委員長は東国原知事と会談した?)東国原知事さんに会いにいく
という話は知っていました。(麻生首相への挑戦ともとれるが?)知事を辞めて、それなりにいろんなことを
やる。これは去就の問題ですから、そんなおちょくったような気持ちで言っているとは思いません」
と述べた。
東国原知事の発言について、大阪府の橋下知事は「本当に言ったんですか? 古賀委員長に。いや〜、
度胸ありますね。とてもじゃないですけど、考えられない、すごい」と述べた。
自民党内からは、さまざまな声が聞かれた。
自民党の丸川珠代議員は「さすがですね。東さんの切り返しが素晴らしいと思います。それは東さんなら
ではですね。組織をまとめていくっていうのと大統領って、また違う資質だと思うので、やってみないとわか
りませんね」と述べた。
自民党の松浪 健四郎議員は「『東国原君、顔洗ってくれ』と言いたい。それに、東国原知事に依存しなけ
ればいけないほどに、自民党が落ちてんのかと思うと、情けないね」と述べた。
http://fnn.fujitv.co.jp/news/headlines/articles/CONN00157749.html