【ネット】民主党・東京都連が開設のSNSが「炎上状態」に 1週間でサービス停止 政策とは関係ない書き込み相次ぐ

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1 ◆PENGUINqqM @お元気で!φ ★
ネット上での「炎上」が相次ぐ中、今度は民主党のSNSが閉鎖に追い込まれた。民主党の東京都連が
都議選を視野に、政策議論の場として立ちあげたのだが、アクセスが集中したうえ、政策とは関係ない
書き込みが相次ぐなどして、開設1週間でサービス停止に追い込まれた。都連では、運営ルールなどを
公募して「仕切り直し」を迫られることになった。

■本来の目的とは関係のないコミュニティが乱立
トラブルに巻き込まれているのは、民主党の東京都連が開設した政策立案サイト「東京ライフ」。
同サイトは2009年6月12日、東京都議選(7月3日告示、7月12日投開票)に向けての記者発表会の場で
発表されたもの。「東京ペディア」と銘打った、ウィキペディアと似た外観をした生活情報ページや、
SNS形式の「電子フォーラム」などが設けられた。

 「フォーラム」は、「議員との議論の場を提供する」という触れ込みで、利用者登録すれば、
「ミクシィ」のような代表的なSNSと同様、日記をつけたり、「コミュニティ」と呼ばれるテーマ別
の掲示板に書き込んだりできる。ところが、このコーナーが「炎上状態」に陥ってしまったのだ。

フォーラムは都内在住者や都内勤務者の利用を想定していたものの、ミクシィと違って、利用登録に
他の利用者からの招待が必要なかったことや、フリーメールなどのいわゆる「捨てアド」でも登録可能
だったことから、事実上、誰でも匿名で登録可能な状態になっていた。

 そのため、「2ちゃんねる」などから利用者が大量に流入した模様で、サイト本来の目的とは関係の
ないコミュニティが乱立。例えば、「調子のいい公約を並べるけど実現できなかった時のペナルティー
に言及する議員はいない」として、「罰ゲームを考えよう」と題したものや、アニメキャラ・民主党の
一部議員が規制に向けて活動しているとされる成人向けゲーム関連のコミュニティが次々に作られた。
中には、「自由民主党こと自民党のコミュニティ」というものもある。

このような状況を受けて、オープン1週間後の6月19日には、「アクセスが集中し、つながり難い状況
が続いたため」として、フォーラムの運営は事実上の中断に追い込まれた。(>>2以降に続く)

▽J-CASTニュース
http://www.j-cast.com/2009/06/22043731.html