国の騒音規制は昼間の住宅地で55デシベル以下。
東京都は条例で幅4メートル未満の道路では移動しながらの拡声器使用も禁じている。
55デシベルは「静かな事務所」程度。大半の業者は規制値を大きく超えるとみられるが、
「通報で職員が駆け付ける間に業者は走り去ってしまい、取り締まりは難しい」と同区。
「『子供や病人が寝ているから音量を下げて』と業者に直接言うよう伝えているが、実際には怖くて言えないようだ」とも。
野放しの粗大ごみ回収行為には監視の網が必要だ。
■自治体の手数料は“お手ごろ”
自治体の粗大ごみ回収手数料は手ごろだ。東京都杉並区の場合、ガスコンロや布団などは300円、自転車(16インチ超)600円、
箱物家具300〜2200円、ソファ(2人用以上)1600円など。窓口に連絡し、処理券をコンビニエンスストアなどで買って張り、
指定日に門前に出せば収集する。外まで運べない高齢・障害者世帯は職員が運び出しも行う。使えるものなら区委託リサイクル店が
手数料半額で引き取る。家電4品目は小売店、パソコンはメーカーが回収する。
「粗大ごみや家電4品目などの処分は安易に業者に頼まず、まず市区町村に問い合わせを」と都センターは呼びかける。(おわり)
http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/090619/sty0906190812000-n3.htm