民主党の菅直人代表代行が18日、党本部で行った定例会見で前日17日の党首討論
に触れ、麻生太郎首相に「言い訳総理」とニックネームをつけて皮肉った。
菅氏は「鳩山代表はそつなく郵政の問題や若者の自殺の問題で温かい政治をするべき
と言ったが、麻生総理は言い訳を繰り返す答弁ばかり。言い訳総理という感じ」と語っ
た。勝敗については具体的な表現を避けたが「圧倒的に鳩山代表が的確な質問だったの
に対し、麻生総理は言い訳に終始した」と繰り返した。
一方、都議選で麻生首相が候補者の応援演説に力を注ぐことにも「大歓迎」と語っ
た。都議選の投票率は国政と比べて約10ポイント低い。「都政の問題に関心を高めて
もらい、ひいては都から政権交代。麻生総理には是非、計画を変えずに都議選に全力を
傾けてほしい」。麻生首相のおかげで投票率がアップすれば民主党の勝利につながると
余裕をみせた。
■ソース(日刊スポーツ)
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20090619-508281.html