長野県波田町教委は12日、町立波田中学校の男性教諭(39)が1度も運転免許を
とったことがないにもかかわらず、12年間にわたって車で通勤していたことを明らかにした。
安曇野署は11日、教諭を道交法違反(無免許運転)容疑で地検松本支部に書類送検した。
町教委によると、教諭は1993年に教員となった後、教習所に通い、仮免許をとったが、
そのまま失効。97年に南信地方の公立中学に赴任した後、無免許のまま、同僚から
譲り受けた車で通勤するようになり、出張にも使っていた。波田中も含め、
3校で無免許通勤を続けたという。
今年1月17日午後、安曇野市内で一時不停止で摘発され、無免許が発覚。教諭は翌18日、
学校側に報告したが、同校では学年末まで、教諭を担任から外さず、教壇に立たせていた。
他の教員や保護者にも説明しなかったという。教諭は3月下旬から病気療養のため休んでおり、
県教委が今後、処分する方針。
教諭は「(免許を)取らねばいけないとずっと思っていたが、弱い部分があった」と話しているという。
(後略)
*+*+ 産経ニュース 2009/06/13[06:01] +*+*
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090613-OYT1T00033.htm