【マスコミ】「生まれつき盲目の人に『目が見えたら何が見たいか』と聞くなんて、バカな質問じゃないか。失礼千万」 石原都知事

このエントリーをはてなブックマークに追加
1イカ即売会φ ★
東京都の石原慎太郎知事は12日の定例会見で、
日本郵政の社長人事をめぐり鳩山総務相が
辞任した問題について「よく分からないが、変に鳩山君は張り切っているね」と述べた。
会見の詳報は以下の通り。

「今日、私から申し上げることはございません。
質問を受ける前にね、ちょっとこれ驚いたんだけどね。
この間、アメリカでクライバーンの記念のピアノのコンテストで優勝した辻井さん、全盲の、
あの人が帰ってきてね、どこの記者だこれ、朝日か、質問してるんだな。

メディアの諸君って力もってるよな。
要するに会社を背負って。だけどそれは何もそれは諸君がだね、
優れた人材であるということの証にはならないんでね、これ、ちょっと無神経というか、傲岸(ごうがん)というかね、
生まれたときから目が見えなかったこの人物にこういうこと聞いてるんだね。

『もし目が見えたら、何が見たいか』。

こんなの、設問にならないじゃないの。
そしたらね『両親の顔が見たい』とか彼は答えているわけ。
それでまぁ、今はね、『心の目で見て満足しています』と笑みを浮かべたと。
これ、失敬千万というかね、傲岸(ごうがん)というか、無神経というか、
これ質問になっていないということを当人は分からないんじゃないかな。

この手のことがずいぶん多いね、このごろね。
僕はあの、ある政治家に紹介されて、福島智(さとる)さんっていう、
これは前例がなかったんだけれど、東京のかつての都立大学をはじめて門を開いて、
全盲ね、全ろうつまり、子供のころからだんだん目が見えなくなって、
ついに両方の耳目が見えなくなって、18歳の時に完全にその聾唖者(ろうあしゃ)になった。
(>>2-以降に続くです)