【衆院選】「HPなし」「ポスターなし」七光りだけで勝負する小泉進次郎、それでも“大リード”/週刊新潮
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どろろ丸φ ★:
小泉純一郎元首相の次男、進次郎クン(28)といえば、最も知名度の高い新人候補で
ある。が、傍から見れば、“親の七光り”だけで勝負しようとする作戦は、独りよがりにしか
見えません。
まずは、地元・神奈川県11区で、進次郎クンを支援する横須賀市議の声をご紹介しよう。
「進次郎は、今のところ個人演説会はなく、様々な集会に顔を出し、挨拶する程度です。
教育関係の集まりであれば教育の話題といった具合に、その場を弁えて話しています。
知識もあるし、話術もある。有権者の反応も上々です」。
いくら何でも褒め過ぎという気もするが、「しかし、マスコミの取材は一切受けない。ちょっと
酷すぎます」とは、地元紙記者。「集会などに参加する際は、いつも事務所の人と思しき男
が2人、脇についています。マスコミが進次郎氏に声を掛けると、“取材はダメ”と遮られ
ます。どういうつもりなんでしょうかね」。
過保護と言うべきか、少々、勘違いしているとでも言おうか。ある自民党関係者は、こんな
話を明かす。「地元へ行けば分かりますが、進次郎氏さんは街中にポスターをほとんど
張っていません。それとHPもありません。普通、新人候補は有権者に名前と顔を覚えて
もらおうと、ポスターを大量に張り、HPも作るものですがね」。
一体どういうことか。「“有権者へは自分の言葉で伝える”というのが、進次郎さんの信念
だそうです。そのポリシーからポスターもHPも敢えて使わないと聞きました」。
しかし、そんな独りよがりの信念を振り回せるのも、“親の七光り”があってこそ。対抗馬と
して立つ民主党の横粂勝仁氏(27)が言う。「進次郎さんは秘書が用意した場所を1日に
3〜4ヶ所回っていると聞いています。が、政治家とは、誰も聞いていない場所で、聞いて
もらえるような話をすることが大切。これでは彼の“政治家力”は鍛えられない。それに、
政治家は有権者のお声を頂き、自分で咀嚼し、政策として発信するのが仕事です。取材を
拒否するなんてあり得ません」。
それでも、圧倒的優位に戦いを進めそうな進次郎クン、今すぐ、“当確”を打てそうな
大リードだそうだ。
週刊新潮6月18日号p30〜31より。