【行政】 トヨタショック影響 愛知・三好町、財政難で新庁舎建設を景気が上向くまで延期

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★三好町 新庁舎建設を延期 財政難で町長が表明

 三好町の久野知英町長は9日、6月議会定例会で一般質問に答え、
「町役場の新庁舎建設を当面先送りする」と表明した。不況による財政難が理由としている。

 現在の町役場は、耐震診断の結果、補強工事が必要で、防災拠点としての機能が十分に果たせないという。
このため、町では、現在の庁舎の南側に鉄筋7階建ての新庁舎建設を計画。具体的な設計は行われていないが、
試算では、建設と現庁舎の取り壊しで約44億円が必要という。

 しかし、昨年からの不況で、自動車産業に税収の多くを頼る町の財政も悪化。
法人町民税は、来年度以降も今年度当初予算並みの1億2000万円程度と推計されている。

 このため、議会や町民の一部からも「新庁舎建設は見送るべき」という意見が出ていた。
ただし、現庁舎が耐震面で不安があるため、景気の動向が上向いた時点で、建設計画を再開させるとしている。

讀賣新聞 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aichi/news/20090610-OYT8T00065.htm

★三好町:新庁舎建設を延期 トヨタショック影響 /愛知

 トヨタショックで法人町民税が大幅に減った三好町の久野知英町長は9日、計画している新庁舎建設を、
景気が上向くまで延期することを明らかにした。6月定例会で高木和彦町議(民主クラブ)の一般質問に答えた。

 久野町長は、5月8日に発表されたトヨタ自動車の決算と来期見通しは予想以上に厳しいとして
「町民税が来年度以降も今年度当初予算並みと予測される」と説明。
その上で「新庁舎建設は当面先延ばしし、景気の動向が上向いた段階で進めたい」と述べた。

 町は、鉄筋7階建てで免震構造の新庁舎を計画。2月に基本設計が完成し、今年度中に実施設計を作る予定だった。
しかし3月に町民から意見を聴いたところ、延期を求める声が多かった。
今月1日には町議会の会派・民主クラブの町議3人が、建設延期を求める要望書を久野町長に出した。【丸林康樹】

毎日新聞 http://mainichi.jp/area/aichi/news/20090610ddlk23010283000c.html