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582名無しさん@十周年
おねがいします

セブン加盟店が廃棄食品くれなくて、税金16億投じたリサイクル事業が停止

 県助成16億円を受けて食品リサイクル事業を進めていたアグリガイアシステム(八街市、谷古宇浩之社長)の事業が暗礁に
乗り上げている問題で、廃棄食品の提供元として協力していたコンビニ大手チェーンのセブン−イレブンの加盟店から廃棄食品が
想定よりも集まらなかったことが事業の行き詰まりの一因であることが4日、分かった。

 同社は県を通じ交付された農林水産省の「バイオマスの環づくり交付金」16億円を活用し、佐倉市内に工場「循環型飼料化
センター」を建設。2007年5月から、セブン−イレブン加盟店などから提供された弁当や総菜などの廃棄食品をリサイクル処理し、
家畜の飼料を製造している。

 ところが、八街市内で行っている堆肥(たいひ)化事業も含めて思うように利益が上がらず、経営難に陥っていた。同社は1
日に全従業員に解雇予告通知を出し、今月末での事業停止を決める事態になった。

 県資源循環推進課によると、同工場は当初、年間約4万3千トンの廃棄食品の受け入れを想定。ところが実際は
約1万3千トン(08年度)。中でもセブン加盟店からは想定量の55%の約2万3千トンを見込んでいたが、実際は受け入れ総量
の40%の約5千トンにとどまった。

 さらに生産過程にも問題があり、乾燥飼料は年間2千トンと計画の1割しか製造できなかった。

 「循環型ネットワーク構築」をうたい、セブン本部は飼料化リサイクルのために廃棄食品を提供するよう東京23区と本県の一部
の加盟店に協力を仰いできた。しかし、加盟店が負担する手数料が従来の廃棄物処理の手数料に比べて割高となることなどから
、協力する店が思うように広がらなかったようだ。

 県内のある加盟店オーナーは「普通の廃棄物処理であれば手数料は月3万円台で済むのに、リサイクルだと6万円台に
跳ね上がる。エコを心掛けたいのはやまやまだが、店側が自腹で負担しなければならない商品の廃棄コストは
ただでさえ重いのに、リサイクル手数料は高すぎる」と漏らす。

http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/politics_economy_kiji.php?i=nesp1244181907