由美かおるや水原弘の「アース渦巻」に「カクイわた」―。昭和の“薫り”が漂う「ほうろう看板」が
ずらりと並ぶ。実はこれ、すべて大分県の差し押さえ物件。6月実施のインターネット公売
(19―22日)で競り売りする。コレクターも多いだけに、県も「高値がつけば」と期待している。
県は税金徴収強化の一環で、2006年度から差し押さえ物件のインターネット公売を導入。
検索大手「ヤフー」の官公庁オークションを利用し、売却代金を未納税額に充てている。
ほうろう看板計18点はすべて一個人から差し押さえた物件で、40〜50年前に実際に使用
されていた。競り売りは1枚2千円前後からスタートする。「まとめての公売は全国的にも
珍しいのでは」と県担当者。
オークションへの参加希望者は2日から15日まで、「ヤフー」官公庁オークションのホーム
ページで受け付ける。
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_124381684715.html