【社会】公的懸賞金制度が始まり2年 「提供される情報の件数は伸びている」と強調するも、解決事件はゼロの謎 

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1 ◆PENGUINqqM @お元気で!φ ★

 凶悪な未解決事件の犯人逮捕につながった情報に警察が公費で「報酬」を支払う公的懸賞制度
が始まり5月で2年。だが、これまでのところ、情報に基づいて解決した事件はゼロ。警察庁は
「対象事件への関心と記憶を呼び起こし、提供される情報の件数も大きく伸びている」と一定の
効果を強調するが、制度の在り方を検討する時期にきているようだ。

■福田和子事件で“実績”

 公的懸賞制度は平成19年5月、5つの殺人事件を対象に始まり、今年5月15日現在で22件
が指定されている。

 対象事件には、東京・八王子のスーパー事務所でアルバイトの女子高校生ら女性3人が射殺
された事件(平成7年7月)や東京・世田谷で一家4人が刃物で殺害された事件(同12年12月)、
千葉県市川市のマンションで英国人女性英会話講師の遺体が見つかり、生徒だった市橋達也容疑者(29)
が指名手配されている殺人・死体遺棄事件(同19年3月)など社会的反響が大きい事件が含まれている。

 原則として発生(認知)後6カ月を経過した事件にかけられ、金額の上限は、容疑者が逃亡している
ケースで100万円、容疑者が分かっていないケースでは300万円となっている。

 導入にあたり警察庁が参考としたのは、遺族らが犯罪捜査に関する情報を懸賞金つきで募集、事件解決
に結びついた「民間懸賞金」だった。

 昭和57年に松山市で起きたホステス殺人事件では総額400万円の懸賞金がかけられ、時効成立直前
に福田和子元受刑者(服役中に死亡)が逮捕された。

 また、平成14年、千葉県松戸市の小型モーターメーカー「マブチモーター」社長方で、妻ら2人が
殺害後放火された強盗殺人事件でも、最大1000万円の懸賞金がかけられた結果、提供された情報を
元に犯人2人の逮捕に至った。(>>2以降に続く)

▽産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090517/crm0905171800009-n1.htm
2 ◆PENGUINqqM @お元気で!φ ★:2009/05/20(水) 00:27:10 ID:???0
(>>1の続き)

 警察庁幹部は「懸賞金をかけることで、風化しかけた事件が改めて注目を浴びる効果は大きい。
情報提供者が、自分の周辺にいる人物について『怪しい』と思っていて情報提供をためらっている場合、
背中を押して情報提供に踏み切らせる効果もある」と話す。

 実際、寄せられる情報量の増加には目を見張るものもある。成城の一家4人殺害事件では、
懸賞前の平成19年1月から11月までの約10カ月間に二百数十件だった情報提供件数が懸賞後の
同年12月14日からのわずか約2週間で、数十件にも上った。月平均にして4倍強の増加だった。

■現場刑事のプライド

 ではなぜ解決事件がゼロなのか。

 同様の制度は欧米でも既に導入されているが、日本での導入にあたり警察内部では「厳しい議論があった」
(警察庁幹部)という。

 導入時に警察庁長官だった漆間巌・内閣官房副長官は当時、「社会情勢の変化から『ヒト』『モノ』の
捜査で容疑者を割り出す従来の方法だけではうまくいかなくなっている」と、背景を説明した。

 では、「ヒト」「モノ」とは何か。殺人事件が起きると、都道府県警の捜査1課は現場を管轄する警察署
に捜査本部を設置し、捜査は大きく分けて2系統で進められる。ひとつは、現場の近隣住民(目撃者)や
被害者の肉親、知人らに対する聞き込み。もう一つが、現場の鑑識作業で得られた遺留品の捜査だ。

 しかし、人間関係が希薄になった地域住民への聞き込み捜査は難しくなる一方で、大量生産、大量消費社会
はブツの捜査も難しくさせる。漆間前長官の見解は、社会環境そのものが捜査の壁となりうる現状を述べた
ものだった。

(>>3以降に続く)
3 ◆PENGUINqqM @お元気で!φ ★:2009/05/20(水) 00:27:22 ID:???0
(>>2の続き)

 警察庁刑事局の幹部も「従来の手法だけでは解決が難しい事件が増えたのは事実であり、現場が実感する
ところでもある。(公的懸賞制度を)重大事件が風化する前に潜在情報を掘り起こす、新しい捜査手法と
したい」としていた。

 ただ、期待をよそに「現場刑事のプライドが傷つき、捜査への支障がでる」という反対もあったという。
首都圏の大規模な警察本部の刑事部幹部は「地道な捜査をコツコツと積み上げる従来の捜査を支えるのは
『絶対にホシを挙げる』という刑事の誇りと意地。懸賞対象事件になるということは現場捜査が至らなかった
と認定されることを意味する」と指摘する。

 その上で「従来の捜査手法と懸賞金制度とが車の両輪のように回って事件解決に至るのが理想だが、
現実には現場のモチベーションの維持は難しい」と打ち明けた。

※以降はソース先でご確認ください。■懸賞金は闘う意思表明 ■潜在的殺人にも適用を−などがあります。

−おわり−
4名無しさん@九周年:2009/05/20(水) 00:27:43 ID:S88Z1BPB0
バーロー
5名無しさん@九周年:2009/05/20(水) 00:31:53 ID:iF2PJwnJO
いるよな、「今度から新しい手法と併用して〜」って言われると「俺のやり方を否定するのか!」って一人でキレるやつ
6名無しさん@九周年:2009/05/20(水) 00:37:44 ID:hO5lJOND0
現在不法滞在してる人でも日本の永住権付与

この条項を入れると一挙に解決したりしてw
7名無しさん@九周年:2009/05/20(水) 20:07:28 ID:eQfCU8HHP
まだゼロなのか・・・
8名無しさん@九周年:2009/05/21(木) 10:25:08 ID:e2aqHaV80
ゼロって言った回数だけ
9名無しさん@九周年:2009/05/21(木) 22:48:53 ID:JeNjIqD90
a
10名無しさん@九周年:2009/05/21(木) 22:49:43 ID:Vr/ZZdVR0
ゼ〜ロ〜
11名無しさん@九周年:2009/05/21(木) 22:53:19 ID:Yb4vh0Us0
当たり前だろ
情報を知ってる=共犯又は昔一緒に犯罪行為を働いた仲間又は同じ法に触れる行為をしてる無法者

100万だか欲しさに警察にマークされる方を選ぶわけがない
懸賞金プラス司法取引的な制度を取り入れないと無理

又は情報提供先を裁判所から委託された弁護士などにし
情報提供者のプライバシーが守られるようになれば
飛躍的に情報提供量は増えるはず
12名無しさん@九周年:2009/05/21(木) 22:54:16 ID:xz7z/VGD0
おい、小池!
13名無しさん@九周年:2009/05/21(木) 23:00:22 ID:LkOTTXieO
金額が少なすぎて、「探し出して金を貰う」という行為を職業とする事が出来ない
14名無しさん@九周年:2009/05/21(木) 23:01:47 ID:kbqZrVBzO
片手落ちだから検挙にならねぇんだよ

賞金賭けてんだから賞金稼ぎを法律で認めて職業プロを作らないと数字は上がらんよ

アメリカみたいに銃の使用許可と逮捕権をセットにして元警官か元自衛官限定の免許制でやれば海外に逃亡してるか死んでなければサクサク捕まるだろな
15名無しさん@九周年:2009/05/21(木) 23:25:29 ID:ZtU11pNWO
福田和子死んでたのな。
16名無しさん@九周年:2009/05/22(金) 07:28:29 ID:aSbPLmAF0
ぶっちゃけ福田和子の件が尾を引いたな。
マスコミも世間もこぞって密告した店屋を攻撃した。
結果その店屋は店じまいしてしまった。
17名無しさん@九周年:2009/05/22(金) 07:38:58 ID:2snpSlv4O
福田和子は神だったからね
マスゴミの
18名無しさん@九周年
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