【社会】年金記録ののぞき見などで処分受けた2116人も採用内定 社会保険庁が解体された後の後継組織「日本年金機構」

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1かなえφ ★
 社会保険庁が解体された後の後継組織「日本年金機構」(10年1月発足)の
設立委員会は19日、社保庁から移行する9971人の採用を内定した。
このうち約2割の2116人は、年金記録ののぞき見や国民年金保険料の
不正免除などで訓告や厳重注意などの処分を受けた職員。

 社保庁の正規職員は現在、約1万3千人。年金機構の採用基準により懲戒処分歴の
ある約850人は採用されないが、それより軽い訓告などを受けた人は移れる。

 移行を希望した職員は1万1118人。正規職員として内定したのは9613人
(定員約9880人)、有期雇用の準職員は358人(同約1400人)。
能力や意欲の面から不採用とされたのは28人。残る約1100人は健康上の
理由などから面接が受けられず、採否が保留となっている。社保庁は採用されなかった
職員は民間への再就職をあっせんする。

 一方で、民間からも約1千人を正規職員として採用する方針で、12倍近い人から
応募があった。設立委は「今の厳しい雇用環境が影響しているのではないか」とみている。

asahi.com 2009年5月19日19時14分
http://www.asahi.com/politics/update/0519/TKY200905190333.html