西松建設事件にみられるように、すでに政権交代に対する官僚機構の抵抗が
始まっているのではないかと思うが、政権交代を実現して
議会主導のガバナンスを確立するために今からできることは何だと思うか。
また、自民党長期政権、特に小泉・竹中路線以降、地方の疲弊、閉塞感の高まりが
限界に達しているようだが、民主党政権ではどのように変わるのか
「確かに、今回の西松事件をみても、なぜに二階さん(二階俊博経済産業相)には
及ばないのかと。小沢だけなのかと。誰しもがそう思う。
すなわち、検察も官僚であるから、意図的な官僚の抵抗、
なんとしても政権を維持しなきゃならんな、もし政権交代をしたら
自分たちがどうなるんだろうと。そのような思いからではないかと思います。
検察官僚の若い方々、入社…入社じゃない、検察官になったばかりの方々に対して、
そういう形で、もし民主党政権ができたらお前らは追い出されるんだぞとか、
あるいは給料が3分の1になるんだぞとか、そんな噂を聞いておりまして、
大変けしからんぞと言っております。
自民党政権を維持させるために、そのような噂を、うその噂を平然と流しているというのは
とてもとても許されないものだなと、このように考えております。
従って官僚の抵抗というものはすでに大変強く
私どものところにメッセージが届いてきていると考えなければなりません」
「それだけに、先ほど私が申し上げましたように、これは政権を取ってからの話ですが、
1つは国家戦略局というところを官邸、総理直属で置き、ここで国家ビジョンというものを作り、
政治主導で予算編成なども行っていくということをしっかりと行っていくと。
それから幹部人事に関しては、民間登用というものをどんどん行っていきながら、
民間登用と合わせてでありますが、人材発掘も合わせてであります。
半年単位でレビューをして評価をして、そして処遇を決めていく、
というようなことをしていきたい。(
>>2-以降に続くです)
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090516/stt0905161913027-n5.htm