【社会】 UFOキャッチャーのカプセル、180個全部開けてみたけどアタリ無し→暴力団幹部が激怒、ゲーム機所有者を脅す…福岡★4

このエントリーをはてなブックマークに追加
845名無しさん@九周年
なんか勘違いしてる奴が多いんだが・・・。つーか、業界人でも勘違いしてる奴が偶に居るんだが(特にオタクのバイトとか)。
そもそも、ゲーセンを規制する風営法の条文の上では、ゲームセンターで景品を提供すること自体が禁止されている。
(占い機やプリクラ、カードゲームやガシャポンみたいに、金を払うと必ず品物が出る機械は、景品じゃなくて商品を払い出す自販機とみなすので別)

現状の景品が出るゲームつーのは、「ゲームをプレイして、運がよければオマケで粗品がもらえる」、という解釈で、警察から特例で許可を受けてる状態。
その粗品として容認される上限が、かつては市価300円相当で、90年代の終わりに基準が改定されて、現在は市価800円相当って事になってる。
注意したいのは、原価じゃなくて市価が基準だってこと。
つまり、PSPとかNDSなんかを、その店が帳簿上800円で仕入れようが、実際の市場価格はそれ以上だからアウトってこと。
ただ建前上は、粗品として提供する、つまり景品単体では利益を出さないという前提だから、市価=原価ってことで、業界的には原価800円と言い表しているだけ。

あと、排出した景品を、さらに別の何かと交換することは、禁止されてる。言うまでも無く、パチョンコ屋の三点方式みたいな抜け穴を作らないため。
つまり、プライズマシンから払い出したものが、紙のチケットであろうがライターの石であろうが、ゲーセンでは、それをさらに交換するということ自体が禁止。

ただし、風営法で規制しているのは、店舗であってゲーム機じゃない。
つまり、業務用ゲーム機は設置していても、法律上は風営法上のゲームセンターとしての規制対象から外れてるロケーションがある。
この場合は、前述の規制は影響されない(実際は、あんまり高額な景品出すと別の法律が関わってくるが)。
逆に言うと、本来のゲーセンのルールを逸脱して運営されているようなプライズマシンは、所詮は門外漢がグレーゾーンの商売やってるだけ。
はっきり言って当たるわけが無い。

たぶん今回の奴も、ヤー公が本気で景品を欲しがったというよりは、競合する地元の個人業者かなんかが依頼でもしたんじゃねーの。