環球時報、新華社などによると、7日付のドイツ紙「ターゲスシュピーゲル」が、
「我々は中国人だ」と題する論説記事を掲載し、自国で英国のドラマを安直に模倣した番組が
制作されていることを批判した。在独中国系住民からは、反発の声が出た。
記事は安直に英国ドラマを模倣することを批判し、「これでは、我々はまるで中国人だ。
大量生産をし、目的を達成するための唯一の手段が“パクリ”であるとは」などと論じた。
環球時報などによると、中国系住民の間では、同記事に対する反発が出ている。
中国系住民のひとりは「中国人を色眼鏡で見ないでほしい。中国と中国人に対する偏見を
減らすために、中国を訪れて中国に対する全面的な理解を深めてほしい」と語ったという。
中国メディアは、ターゲスシュピーゲルの記事の問題を「“中国人”が、ドイツでは
“パクリ”の代名詞になった」などの見出しで伝えた。
ターゲスシュピーゲルは月曜日から金曜日まで発行されている日刊紙。部数は
1日平均14万部程度と少ないが、世論をリードする高級紙として知られる。
*+*+ サーチナ 2009/05/08[16:31] +*+*
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0508&f=national_0508_035.shtml