公明党が民主党に協力を示唆
主党は補正予算案を徹底審議する方針。このため自民党は「審議に応じなければ、成立を待たずに
補正予算を争点に民意を問うこともある」(幹部)として、公明党がぎりぎり容認できる「五月中旬解散―
六月上旬投票」の余地を残すが、大勢は成立させて解散すべきだとの考えだ。
公明党の意向に配慮すれば、七月八―十日にイタリアで開かれる主要国首脳会議(サミット)に首相が
出席し、十二日の都議選を終えて解散という日程になる。しかしそのころになれば「麻生降ろし」が再燃
する危険性もある。
民主党がどこまで抵抗するかにもよるが、補正予算の関連法が六月に成立すれば、都議選と近い六月
解散―七月投票も視野に入ってくる。
首相は昨年秋、早期解散を求める公明党の意向に反し、先送りを決めた。今回は逆の構図だが、公明党
内には期待と疑念が交錯。幹部の一人は「都議選に近づけば自民党の支援はしない。民主党と協力して
もいい」との強硬論を唱えている
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/seikyoku/20090419.html