新党日本代表の田中康夫参院議員が次の衆院選で神奈川2区から立候補する「鞍(くら)替え」について、
民主党の鳩山由紀夫幹事長と相談していることがわかった。
現職は麻生首相側近の菅義偉・自民党選挙対策副委員長。
小沢代表と親しい田中氏は「側近対決」に意欲をみせているという。
関係者によると、田中氏は今週、鳩山氏に「2区を回って手応えを感じた」と打診。
田中氏は両党の選挙協力で無党派層対策を訴えており、07年に参院比例区で初当選した
自身の鞍替えで首都圏に「注目選挙区」を作ることが効果的と考えたようだ。
民主党内では、知名度がある田中氏を兵庫8区など与党幹部の地元への「刺客」とする案が探られており、
選択肢が増えた形だ。神奈川2区は2月に新顔を公認したばかりで、調整が必要になる。
朝日新聞 2009年4月18日3時5分
http://www.asahi.com/politics/update/0417/TKY200904170354.html