金沢労働基準監督署は、おととし5月から1年半以上にわたって従業員に残業代などを
支払っていなかったとして、富山市に本店がある「メガネのハラダ」と61歳の社長を
16日労働基準法違反の疑いで書類送検しました。
書類送検されたのは、富山市に本店を持つ「メガネのハラダ」と61歳の社長です。
金沢労働基準監督署によりますと、「メガネのハラダ」は石川県内にある2つの店の
従業員合わせて18人に対し、おととし5月から去年12月までの1年半以上にわたって
残業代などおよそ2300万円を支払わなかったとして労働基準法違反の疑いがもたれて
います。
金沢労働基準監督署がおととし12月、調査を行った際に問題が発覚しその後メガネの
ハラダに是正を求めていました。
これに対しメガネのハラダは過去の不払い分は支払ったとして去年8月に報告書を出し
ましたが、金沢労働基準監督署が確認したところ従業員に無断で作った口座に振り込み
をして、支払い済みであることを装っていたことが分かりました。
このため金沢労働基準監督署は刑事責任を問うべきだとして16日会社と社長の書類を
金沢地方検察庁に送りました。
金沢労働基準監督署の調べに対して社長は不払いを認めており、「利益を増やすため
経費を削減したかった」と話しているということです。
▽NHKオンライン
http://www.nhk.or.jp/toyama/lnews/03.html 依頼がありました
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1239679109/446