大津市都市計画部の50歳代の男性副参事が2月、幹部職員らが出席する宴会後に飲酒運転をし、
滋賀県警高島署に道路交通法違反(酒気帯び運転)で交通切符を切られていたことがわかった。
市は事実を把握していたが、「刑事処分が確定していない」として公表していない。
市職員課などによると、副参事は2月5日夜、大津市内のホテルであった宴会で酒を飲んだ後、
JR大津京駅まで行き、湖西線に乗車。
高島市内の駅で下車し、近くに止めていた自家用車で帰宅する途中、職務質問を受け、呼気1リットル中
0・15ミリ・グラムを超えるアルコール分が検出された。
翌6日、市の聞き取りに副参事は「全く覚えていない」と回答し、直後に病気で入院した。
このため、市は現在も行政処分をしていない。
宴会には、佐藤賢副市長を含む幹部職員約40人が出席していた。
佐藤副市長は取材に対し、「職員には日頃から安全運転の徹底を指導しているのに周知できておらず、申し訳ない」と話した。
(2009年4月12日21時59分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090412-OYT1T00610.htm