「青年将校化する東京地検特捜部〜小沢第一秘書逮捕にみる検察の暴走〜」
http://www.forum-j.com/ http://www.forum-j.com/media/090315video.asx 現在小沢事件を指揮している佐久間特捜部長の同期だった、元特捜検事の郷原信郎氏の話が非常に面白い。
「最初この程度の容疑(虚偽記載)だけで、これだけ政治的に大きな影響を与えるような時期に小沢氏の
秘書を逮捕することはあり得ないと思っていた。しかし、どうもその"あり得ない事"が起きているんじゃないか
という雰囲気を感じている。」
「検察は今、旧日本軍のガダルカナル戦の状態に入りつつあるんじゃないか。これから、日経BPオンラインに
"ガダルカナル化する特捜捜査"という私の記事が載る。
おそらく最初にこの捜査にとっ掛かった時には、これほど重大なことになるとは思ってなかったんじゃないか。
戦略目標がはっきりしないまま、アメリカ軍にガダルカナルの基地取られたからとにかく取り返そうぜ、とどんどん
兵力を逐次投入していって、とんでもない事になっていって、泥沼にはまり掛けている、という状況じゃないか。」
「あっせん利得罪は、議員の権限行使に関連する物じゃないといけない。議員の権限というと、質問権とか国政調査権
という物に限定され、これはほとんど使えない。使ったケースは少なくとも国政レベルではない。」
「こんな物では全然悪質性が足りない。こんな物で起訴しても、これだけの政治的影響を与えたことについて
説明が付かないぞと言われてしまうので、一生懸命説明を付けようとしているんじゃないか。」