【西松ショック】 漆間氏「記憶にない」で蘇るロッキード事件の政治背景 検察の公式発表もない マスコミを使った世論誘導だ

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239名無しさん@九周年

●青年将校化する東京地検特捜部

 宮崎学である。
久しぶりにホームページで俺の今考えていることを明らかにする。
フォーラム神保町は3月15日、「青年将校化する東京地検特捜部」と題する集会を急遽開催する。
それは、どういう問題意識に基づくものか。

 今回の民主党代表小沢一郎の第一秘書逮捕事件は、二つの点で、これまでにない異常な相貌を示している。
 第一に、総選挙が近いことが既定事実になっているなかで、検察が野党第一党の代表をめぐる事件を立件したことである。
これまでは、例えば2000年に元建設大臣の中尾栄一が受託収賄の容疑で逮捕されたときも、容疑が固まっていたにもかかわらず、
総選挙の投票が行われるのを待って、5日後に逮捕が行われた。総選挙という国民の政治的選択に直接大きな影響をあたえるのを
避けたためである。ところが、今回検察は、こうした配慮を払うことなく、むしろ選挙に影響をあたえるのをねらって行われた
感すらあるのは衆目の一致するところであろう。

 第二に、野党第一党の代表という立場にある政治家に対して、検察が直接矛先を向けた点でも異常である。
これまでは、例えば2004年の日歯連闇献金事件でも、橋本龍太郎元首相に1億円の小切手が渡った事実があるにもかかわらず、
村岡兼造逮捕まででとめているし、また古くはロッキード事件でも、中曽根康弘まで波及させることは意図的に避けた。
これらは、そこまで行ったら日本の政治世界の底が抜けてしまう、そこまでは検察はすべきではない、という判断に基づくものであったろう。

 ところが、今回の検察の行動は、そのような自重の態度を取るどころか、
逆に政治状況の根幹を自らの権能で動かしてやろうという意図から出ているように思われる。

http://www.the-journal.jp/contents/miyazaki/2009/03/post_61.html

フォーラム神保町Special!!
「青年将校化する東京地検特捜部〜小沢第一秘書逮捕にみる検察の暴走〜」
■日時
3月15日(日)19:30〜21:30