【政治】 擁護…撤回…またもドタバタ迷走“麻生パターン” 漆間氏を更迭しなかった麻生首相に対する批判が高まりそうだ

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1しゃっきりくんφ ★:2009/03/10(火) 08:41:28 ID:???0
★擁護…撤回…またもドタバタ迷走“麻生パターン”(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2009/03/10/01.html

 麻生太郎首相は9日の参院予算委員会で、西松建設の違法献金事件にからみ
「(捜査が)自民党議員に波及する可能性はない」とした漆間(うるま)巌官房副長官の
オフレコ発言について「誤った報道」と擁護した。しかし、その後に修正。
最終的に全面的に撤回するという相変わらずのドタバタ劇を演じた。
一部与党内から出ていた漆間氏更迭論も封印、政権の中枢に置きとどめた。

 官僚トップである事務担当官房副長官が政府参考人として出席、野党の攻撃にさらされた異例の国会。
首相は午前の委員会で自らの肝いりで32年ぶりの警察官僚出身者として登用した
漆間氏を「発言の内容が誤って報じられた」と強い口調でかばった。
しかし、午後の委員会では「(漆間氏の)記憶と記者の受け止めにズレがあったというのが正確なところだ」と修正。
さらに夜になると、官邸で記者団に「報道が誤ったわけではない。撤回したい」とした。

 問題発言があったのは名前を伏せることを条件とした5日のオフレコ記者懇談。
報道各社は「政府高官」の話として「立件できない」との趣旨を一斉に報じた。このため、首相の“誤報発言”に報道各社が猛反発。
内閣記者会は9日午前、「発言内容は懇談で複数の社が確認しており容認できない」として首相サイドに訂正を要求していた。

 漆間氏は委員会冒頭で陳謝したが答弁では釈明に終始。
「特定の政党の議員に捜査が及ぶかどうか申し上げた記憶はない」と強く否定し
「誰も録音をしないルールのオフレコ発言であり、マスコミがどう認識したかは分からない」と強調した。
会見でも「私と秘書官の記憶を突き合わせた結果、そういう発言はしたことはないということになった」と説明。
「私の記憶と記者団の記憶とどちらが正しいのかという話になる」と主張した。

 東京地検特捜部の捜査は、二階俊博経済産業相側にも伸びるとの見方も出ており、
与党関係者の間からは「漆間氏が余計なことを話すから、捜査対象が与党にも拡大した」とのジョークも飛び出す始末。
強制捜査という事態に発展すれば、漆間発言が蒸し返され、更迭しなかった首相に対する批判が高まりそうだ。
(>>2-7に続く)