【文化】 「ブルーベリーそば」を披露…日本語解らないながらも、そば打ち学ぶカルッピネンさん

このエントリーをはてなブックマークに追加
1☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★
★言葉の壁乗り越え技磨く そば打ち学ぶフィンランド人

・仙台市青葉区に住むフィンランド人、セッポ・カルッピネンさん(56)は今、そば打ちに情熱を注ぐ。
 市内の手打ちそば教室で学び、卒業後も「少しずつ自信が出てきた」と修練を重ねる。

 妻メリヤさん(49)が仙台フィンランド健康福祉センター(青葉区)に赴任したのに伴い2007年夏、
 娘と家族3人で仙台に移り住んだ。母国では理系の中学教師だったが、仙台では専業主夫として
 メリヤさんを支える。

 日本語は分からない。不慣れな土地で過ごす中、知人に誘われて体験したのがそば打ちだった。
 「面白い。ぜひ習いたい」。伊藤製粉(青葉区)で開く「青葉手打ちそば教室」に入った。08年2月
 から11月までの30回コース。同期22人とともに学んだ。

 「仲間に入れてもらってうれしかった。見て覚えるのは性に合っている」とカルッピネンさん。
 講師の小野里明さん(70)は「最初はどうなることかと心配したが、察しがいい。熱意もある」と
 目を細める。

 創作そばが課題に出された際は、フィンランド産のブルーベリー粉末を使った紫色のそばを
 作って披露し、周囲を驚かせた。

 仙台滞在は6月ごろまでの予定。「帰国後も自宅に友人を招き、本場仕込みの手打ちそばを
 振る舞いたい」とカルッピネンさん。尽きない情熱で、両国の懸け橋になってくれそうだ。
 http://www.kahoku.co.jp/news/2009/03/20090309t15008.htm

※画像:そば打ちを習うカルッピネンさん(手前)
 http://www.kahoku.co.jp/img/news/2009/20090308007jd.jpg