まだ名前が付いていなかった和歌山県の最高峰(同県田辺市龍神村)の命名式が3日、現地であり、
「龍神岳(りゅうじんだけ)」と決まった。同市の募集に、全国から1331通(無効を除く)が寄せられ、
85通と一番多かった「龍神岳」が選ばれた。
同県の最高峰は護摩壇山(ごまだんざん)(1372メートル)とされていたが、00年11月に
その約700メートル東にさらに10メートル高い山があることが判明した。ところが名前がなかなか決まらず、
「授業などで不便」などとの声が出ていた。
同市の県最高峰名称選考委員会は「龍神岳」という名称について「雄大かつ神秘的で親しめる」。
命名者は応募到着順で和歌山市の自営業、曲田(まがりだ)重信さん(60)となった。
曲田さんは「自分が応募した名前がついてうれしい」と話していた。
[朝日新聞]2009年3月3日13時17分
http://www.asahi.com/national/update/0303/OSK200903030044.html