スイスの研究者らが24日、ソニーの家庭用ゲーム機「プレイステーション」のやり過ぎで皮ふ病を
発症する可能性があると発表した。
バンサン・ピゲ氏が率いるジュネーブ大医学部および付属病院のチームが、皮膚科学に関する英専門誌
「ジャーナル・オブ・ダーマトロジー」で報告した。
研究者たちが「プレイステーション手掌汗腺炎」と呼ぶ、この新たに特定された皮ふ疾患では、激しい運動を
した子どもの足の裏に発症するものに似た、痛みを伴った病変が手のひらにできるという。
同チームでは、強く継続的な(コンソールの)握りしめとボタンの連打が一緒に行われると、手のひらの表面に
軽微ではあるが継続的な外傷が起きると説明。
一方、ソニーの広報担当者は、同研究は1人の患者について行われたとした上で、1995年の発売開始以来、
プレイステーションの販売台数は億単位だとコメントした。
2009年 02月 25日 15:49 JST
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-36678820090225