【社会】 2次元女性のヌードはOKでも、現実の女性ヌードは「気分悪くなる」若者たち…ナマと非ナマのギャップ★5

このエントリーをはてなブックマークに追加
1☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★
・ヌードクロッキーのエピソードを、作家であり非常勤講師でもある大野左紀子さんのブログで読んだ。
 デザイン専門学校での授業。女性モデルが裸でポーズを取った。すると、しばらくして「気分が悪い」と
 退室する学生が何人も出たという。緊張感からだろうか?
 教官によるとそれだけではないという。アニメコースに入学する学生は、毎日のように女の子の絵を
 描いている。ヌードもたくさん描く。

 教官は教えてくれた。アニメ作家志望の彼らには“理想的な女の子”が頭にインプットされている。
 画面からはみ出すほど長い脚や、ほっそりとした腰の女体。ところがナマの女体はそれとは違う。
 (鍛えているとはいえ)モデルには脂肪もあれば、シワもあるし、毛もある。三次元のモデルの肉体には
 二次元アニメでは省かれがちなそういった“ノイズ”が過剰にある。そのため、ナマの肉体と理想的な
 女の子とのギャップに耐えきれず、気分を悪くして退室するというのだ。
 目の前の裸体とはまるで異なる“アニメの女の子”を、うつむいてスケッチブックに描く学生もいたという。

 さまざまな議論が生まれるだろうエピソードである。アニメはPCで描くもので、マーケットはバーチャルの
 姿態を求めているのだから、ナマ身のクロッキーがいるだろうかとか。
 アニメキャラとはもはや人間観察から生まれず、フィギュアやPCのベジェ曲線から生まれるのかとか。
 もちろん“ナマの女への恐怖心”というオタク心理分析的なテーマもある。

 ひと頃、『ミテルだけ』というDVDが話題になった。50人の女性たちがビデオカメラの方をじっと
 見ているだけ。その女性たちの目を1分間見つめるトレーニングによって、人見知りの羞恥心や
 ナマの女性への恐怖心を減らすのが狙いだという。
 これは“ナマ女性対オタクの問題”という構図にとどまらない。“恐怖心を和らげるトレーニング”という
 切り口は今どきの人間心理をズバリ突いているのだ。ナマを怖がる心のまん延があちこちにあるからだ。

 例えば電子メール。私自身、相手と“話す”時、通話よりメールを選ぶようになってきた。(>>2-10につづく)
 http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0902/12/news017.html

※前:http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1234440672/