【社会】「私は日本人だと思ってます。両親と日本で暮らしたい」 フィリピン少女の在留許可、13日に判断★4

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1春デブリφ ★
 「私は、(自分が)百パーセント日本人だと思っています。両親と日本で暮らしたい」。
不法滞在のため、国外への強制退去を命じられたフィリピン人の娘ら家族が、法相の裁量
で日本滞在を認める「在留特別許可」を入管当局に求めている。家族は13日、入管に出頭
することになっている。そこでどのような判断が言い渡されるのか。期待と不安を胸に
一家は、その日を迎える。

■突然の「告白」
 在留特別許可を求めているのは、埼玉県蕨市の中学1年生、カルデロン・のり子さん(13)
一家だ。

 のり子さんの父、アランさん(36)は平成5年に、母、サラさん(38)は4年に、
それぞれ他人名義のパスポートで、日本に不法入国し、7年にのり子さんが生まれた。
18年7月、買い物途中のサラさんが、路上で警察官の職務質問を受け、入管難民法違反
で現行犯逮捕された。

 当時、のり子さんは小学5年生。母の逮捕という衝撃の事実に、追い打ちをかけたのは
父の一言だった。

 「のり子、お前はフィリピン人なんだよ」

 「ただただ、びっくりしました。全く実感がわかなくて」と、のり子さんは当時を振り返る。

 母の逮捕まで、自分がフィリピン人であることを知らなかった。のり子さんにとって、その
“告白”は衝撃だった。娘を普通に学校に通わせ、日本人と同じように育ててきたアランさんは、
「フィリピン人であることを、なかなか言い出せなくて…。本当に悪いことをした」と涙を流した。
(続く)
▽産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090211/trl0902112105002-n1.htm
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