【受験】センター試験日本史で南京事件を史実として扱った問題が作られていたことが判明

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今年のセンター試験ですが、ひどい設問があります。
南京大虐殺があったという前提で設問されているとしか思えません。

2009年度大学入試センター試験
日本史A 第5問 問5(日本史B 第6問 問5)
問5 下線部eに関連して、1920年代から30年代にかけて
日本軍の国外活動に関して述べた次の文について、
古いものから年代順に配列したものを、下のうちから一つ選べ。
I 日本軍が中国の都市南京を占領するに際して、捕虜や非戦闘員を殺害する事件が起きた。
II 中国東北部での日本軍の活動に対して、国際連盟からリットン調査団が派遣された。
III 関東軍参謀河本大作らが、中国軍閥の一人である張作霖を奉天郊外において爆殺した。

1. I-II-III  2. I-III-II  3. II-I-III
4. II-III-I  5. III-I-II  6. III-II-I
http://nyushi.yomiuri.co.jp/nyushi/center/09/1/exam/511/16.htm
http://nyushi.yomiuri.co.jp/nyushi/center/09/1/exam/512/24.htm

人数について言及していないのは、この設問の不確実さを指摘、
糾弾されることを勘定して、逃げ道を用意してのことでしょうが、あまりにも悪質極まりない出題と言えます。
古今東西、戦闘で民間人が巻き添えになったり、戦争で捕虜が処刑されたりすることは想像に難くありません。
それ故に南京攻略で不必要な死者が一人も出なかったとは言い切ることはできません。
この設問はそういう”スキ”を突いてきています。
しかしそれならば、全ての世界史、日本史における戦争、戦闘についても同様の出題をするべきでしょう。
これは明らかに”大虐殺”を前提としての出題です。宮崎先生や、周りの諸先生方はこの問題、ご存知だったでしょうか?
    (神奈川生)

(宮崎正弘のコメント)毎年の常套手段とはいえ、知能犯。
各大学にひそむ左翼が入試問題をつくらないような監視制度も
必要ではありませんか。
http://www.melma.com/backnumber_45206_4379348/