【裁判】「男のこと知られたくなかった」 埼玉一家3人死亡事故の初公判 検察指摘 さいたま地裁

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169さすらいの傍聴人
実は元々この事件に興味が有って昨日初公判を傍聴して来ました。
芝塚直美なる被告人は自分のイメージしていた人物とは全く違っていました。
どう違っていたかというと、もっと派手派手な不遜な感じの女かと勝手に
想像していたが、実際の被告人は細身で地味で弱々しい感じの人物でした。
(3ヶ月以上拘置されていれば当たり前だけど)
年齢は34才だが見た目20代前半に見えてもおかしくないと思いました。
正直言って美人の部類に入ると思います。(←主観)
一見すると虫も殺せないような女性に見えますが、こんな人物にも簡単に
3人も人が殺せてしまうとは、車と酒の怖さを痛感した次第です。
初公判は人定質問、起訴状の朗読、黙秘権の告知、今後の公判日程の打合せ
など約一時間で終わりました。
検察官は若い30才くらいの女性検事二人。弁護人は福田康夫似の初老の
弁護士一人。検察官の一人の方の起訴状朗読が妙にたどたどしくてイライラ
しました。
人定質問の時裁判長に氏名、生年月日、現住所、本籍地、職業を聞かれた際
職業は「主婦」と言っていました。裁判官が
「起訴状には会社役員とありますが?」
と尋ねたところ、
「それは夫の会社の登記上の事だけで実際には仕事は全くしていません」
と答えていました。
直美被告は終止うつむき気味で泣いていました。その涙の真意は知る由も
有りませんが、目の前の自分がしでかした出来事の大きさにどうして良いのか
分からずうろたえているといった印象を受けました。これからトンでも無い
恐ろしい事が起こる・・・、と言った感じです。
特に次回公判で弁護側が情状証人として夫、実弟、友人の3人を申請していると
弁護人が述べた時はボロボロ泣き出しました。